105H25*86歳の女性.監察医制度の指定地域にある自宅で死亡した.所轄の警察署が死因について犯罪との関連性はないと判断したので,死亡診断書の作成のため,2日前に初めて往診した医師が自宅に呼ばれた.しかし,前回の診療内容からは死に至った経過を説明できないことから,死因を明らかにするためには解剖が必要と考えられた.この解剖はどれにあたるか.a 行政解剖b 系統解剖c 司法解剖d 承諾解剖e 病理解
105G31*機関・人材と法律の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ.a 医療安全支援センター - 医療法b 監察医 - 死体解剖保存法c 保健センター - 健康増進法d 児童相談所 - 母子保健法e 地域包括支援センター - 地域保健法正答は【a, b】です。[a] 正しい。医療安全支援センターは"医療法"に規定されています。医療法 第6条の13「都道府県、保健所を設置する市及び特別区は、第六条の
105E35*死体の眼瞼結膜に溢血点が強く発現する死因はどれか.2つ選べ.a 溺水b 絞頸c 脳動脈瘤破裂d 急性心筋梗塞e 胸腹部圧迫による窒息正答は【b, e】です。[a] 誤り。教科書によっては、"急死"の所見の一つとして「溺水でも結膜の溢血点は出現し得る」とは書かれています。ただ確かに、"溺水"における溢血点は比較的少なく、正答である[b]や[e]の方が相対的に"強い"溢血点が発現すると考
105E2医療法に規定されているのはどれか.a 保健指導b 診療録の記載c 処方せんの交付d 異状死体の届出e 診療所開設の届出正答は【e】です。[a] 誤り。保健指導は"医師法"に規定されています。医師法 第23条「医師は、診療をしたときは、本人又はその保護者に対し、療養の方法その他保健の向上に必要な事項の指導をしなければならない。」[b] 誤り。診療録の記録は"医師法"に規定されています。医師
104H12医師のみが交付できるのはどれか.a 診断書b 死産証書c 出生証明書d 死亡診断書e 死体検案書正答は【e】です。[a] 誤り。診断書は医師のみでなく、歯科医師も交付できます。歯科医師法 第19条第2項「診療をなした歯科医師は、診断書の交付の求があつた場合は、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」[b] 誤り。死産証書は医師のみでなく、助産師も交付できます。保健師助産師看護師
104G22医師法に規定されているのはどれか.3つ選べ.a 守秘義務b 堕胎の禁止c 無資格診療の禁止d 無診察治療の禁止e 死体検案書の交付正答は【c, d, e】です。[a] 誤り。守秘義務は"刑法"に規定されています。刑法 第134条第1項「医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人
104G14*室温15℃前後の室内において死後約12時間経過した死体にみられるのはどれか.a 瞳孔が透視できない.b 腹壁の緑変が始まる.c 関節の硬直が高度である.d 体温が15℃に下がっている.e 体位を変えると死斑が容易に転移する.正答は【c】です。[a] 誤り。死後12時間では、瞳孔の混濁は始まっているものの、まだ瞳孔の透視は可能です。[a] 誤り。腹壁の緑変開始は環境温によってかなり違っ
103H2667歳の男性.1時間前からの胸痛を主訴に来院した.意識は清明.呼吸数24/分.脈拍112/分,整.血圧104/68mmHg.心電図胸部誘導ではV2からV6にST上昇,心エコー検査では前壁の壁運動低下,血液検査ではトロポニンTの高値を認めた.診療開始45分後に心室細動となり,二次救命処置を施行したが心拍は再開せず,家族の前で死亡を確認した.次に行うのはどれか.a 死亡診断書の作成b 死体
103G44※採点除外1歳5ヵ月の女児.保育所から心肺停止のため搬入された.3日前に感冒様症状で近医を受診し,抗ヒスタミン薬と鎮咳去痰薬とを処方されていた.保育所では当日の午前中は元気であったが,午後1時半に保育士が39℃台の発熱に気付き水分を摂取させ,父親が迎えに来るまで寝かせていた.午後4時に父親が迎えに来て患児を見たところ顔面蒼白に気付き,救急車を要請した.救急隊到着時には患児は心肺停止状態
103G42*69歳の男性.自宅のかもいにヒモをかけ首を吊っているのを午後6時半ころ帰宅した家族に発見された.家族はすぐにヒモを切断し,男性を仰向けに寝かせ,身体を揺り動かし呼びかけたが,身体は冷たく全く応答はなかった.診療所の医師に連絡したところ,午後7時に医師が到着し,死亡の確認後,死体の検案が行われた.直腸温34.0℃.室温22.0℃.顎,肩および股関節の硬直が軽度である.検案時の死斑の出現