103G5乳幼児突然死症候群〈SIDS〉について正しいのはどれか.a 生後1ヵ月以内に好発する.b 夜間よりも昼間に起こりやすい.c 上気道閉塞によって起こる.d 剖検を行わずに診断できる.e 「うつ伏せ寝をやめよう」キャンペーンによって減少した.正答は【e】です。[a] 誤り。SIDSの発症のピークは"生後2〜3ヵ月"で、1歳以降は極めて少ないと言われています。生後1ヵ月はやや早い印象です。[b
103F1980歳の女性.食欲低下を主訴に入院していた.3日前に風邪をひいたことを契機に,食事がとれなくなった.肝転移を伴う胃癌があるが,患者も家族も積極的な治療は望んでいない.娘夫婦が病院から車で30分の距離に住んでいる.10年前に心筋梗塞の既往があり,ステント留置術を受けている.午前3時の検温時に呼吸していることを看護師が確認していたが,脈拍は測定しなかった.午前6時05分の検温時に,ベッド上
103E44*65歳の女性.自宅のトイレ内で便器に座ったまま,意識不明の状態で家族に発見され搬入された.到着時,すでに心肺停止状態であった.既往症と通院歴とに特記すべきことはない.画像診断と諸検査とによって大動脈解離による心タンポナーデと診断し,搬入1時間後に死亡を確認した.担当医として取るべき行動はどれか.a 警察署に届け出る.b 保健所に届け出る.c 市町村保健センターに届け出る.d 死亡診断
102F3死体検案書について正しいのはどれか.a 死因統計の資料となる.b 歯科医師も交付できる.c 直接死因は警察官が決定する.d 検案日と検案書発行日は同一である.e 検案をした医師以外の医師も交付できる.正答は【a】です。[a] 正しい。死体検案書および死亡診断書は死因統計の資料となります。また「人間の死亡を医学的・法律的に証明する」という意義もあります。[b] 誤り。歯科医師は死体検案書を
102E4269歳の男性.一人暮らし.肺癌の末期で在宅療養中であり,週3回の往診を受けていた.往診担当医が午後5時に患者宅に行くと,寝室のベッド上で仰臥位のまま死亡していた.外傷はなく,肺癌で死亡したと判断された.直腸温30.0℃.室温22.0℃.紫赤色の死斑を背面に認め,指圧で容易に消退する.硬直を全身の各関節に認めるが,四肢関節の硬直は軽度である.死亡推定時刻として適切なのはどれか.a 前日の
102E41身元不明の中年男性.公園のベンチで意識がもうろうとしていたため搬入された.体温37.5℃.脈拍52/分,整.血圧170/110mmHg.外傷はなく,画像診断および各種検査の結果,脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断され,治療が施されたが,来院3時間後に死亡が確認された.対応として適切なのはどれか.a 保健所に通報する.b 死体検案書を交付する.c 死亡診断書を交付する.d 司法解剖の依
102C4異状死と認めた場合,いつまでに所轄警察署に届け出なければならないか.a 直ちにb 12時間以内c 24時間以内d 1週間以内e 翌月の10日まで正答は【c】です。[a] 誤り。一類〜四類感染症+一部の五類感染症を診断した医師は、"直ちに"、その者の氏名、年齢、性別等を都道府県知事に届け出なければなりません。感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法) 第12条「医師は
101H222ヵ月の乳児.午前7時40分に搬入された.心肺停止状態で,当直医が直ちに蘇生を試みたが午前8時15分に死亡が確認された.患児は昨日の午後11時に自宅で乳児用のマットを敷いて仰向けに寝かせられていた.今朝7時に母親が見に行くと,マット上でうつぶせになっており呼吸が止まっていたので直ちに119番通報した.救急隊が到着時に脈拍は触知せず,呼吸は停止していた.これまでの発育は順調で,外表では奇
101E978歳の女性.咳,食欲低下および体重減少を主訴に夫に連れられて来院した.現病歴:2,3ヵ月前から軽度の咳が出現した.食欲が徐々に低下し,体重も減少した.易疲労感があり,全身倦怠感を認めた.この1ヵ月は家で横になっていることが多く,食事の用意や家事は高齢の夫がしていた.家族が病院に行くように何度も勧めたが,家から離れたくないと拒んでいた.今のままでは夫のほうが倒れてしまうと説得されて,よう
101C4死体検案で正しいのはどれか.a 監察医が専任で行う.b 異状死体が対象となる.c 解剖を行う行為を含む.d 遺族の承諾が必要である.e 検案後は警察への届出義務がある.正答は【b】です。[a] 誤り。死体検案は医師なら誰でも行うことが可能です。監察医が選任に行うのは"行政解剖(監察医解剖)"です。[b] 正しい。↓下図のように、検案②は異状死体が対象となります。[c] 誤り。検案は「死因